結論:実力があるなら圧倒的にプロップファームが有利
先に結論を出します。「FXの手法・資金管理が固まっているトレーダーなら、プロップファームの方が圧倒的に稼げる」。逆に、まだ勝ちパターンが安定していない段階の人や、すでに十分な元手を持っていて税務メリットを最大化したい人は、自己資金の通常FX口座にも合理性があります。つまり「どちらが優れているか」ではなく、**「あなたの実力ステージと目的にどちらが合うか」**が本質です。
プロップファームが有利になる理由は単純で、扱える資金量が桁違いだからです。FXの収益は「資金量 × リターン率」で決まります。どれだけ手法が優れていても、運用資金が小さければ手取りも小さくなります。プロップファームは少額のチャレンジ料金で巨額の運用枠を借りられるため、同じ手法・同じリターン率でも手取りが何倍にもなるのです。
| 項目 | 自己資金FX口座 | プロップファーム |
|---|---|---|
| 初期コスト | $1,000〜 | $500〜(チャレンジ料金) |
| 運用可能資金 | 自己資金分(数万〜数百万円) | $100,000〜$2,000,000 |
| 月+5%の手取り | $50〜数千ドル | $3,000〜$80,000 |
| 損失リスク | 自己資金全額 | チャレンジ料金のみ |
この記事でわかること
- ✅ プロップファームと通常FX口座の「資金効率」の決定的な差
- ✅ 損失リスクが片方だけ限定される仕組みとその理由
- ✅ 税金で国内FXが有利になる具体的なポイント
- ✅ 取引自由度・メンタル・継続性での向き不向き
- ✅ あなたが「どちらを選ぶべきか」のタイプ別診断
- ✅ 実力派が実践する「両方併用」ハイブリッド戦略
- ✅ 失敗しないための注意点とよくある落とし穴
そもそもの全体像をまだ掴めていない方は、先に プロップファームとは何か(初心者ガイド) と おすすめプロップファーム を読んでおくと、この記事の比較がより立体的に理解できます。
30秒で分かる定義:そもそもプロップファームとは
プロップファーム(Prop Firm)とは、トレーダーに「会社の資金」を運用させ、その利益の一部を報酬として支払う仕組みの会社です。 正式にはProprietary Trading Firm(自己勘定取引会社)の略で、トレーダーは自分のお金ではなく会社が用意した資金で取引します。
一方、通常のFX口座(自己資金FX)とは、自分の口座に入金した自分のお金で取引する、いわゆる一般的なFXトレードです。 国内FX業者でも海外FX業者でも、原資が自分のお金であればこちらに分類されます。
この2つの最大の違いを一言で言えば、**「誰のお金で取引するか」**です。
- 自己資金FX → 自分のお金で取引する。利益も損失も100%自分のもの。
- プロップファーム → 会社のお金で取引する。利益の一部(スプリット)を受け取り、損失は会社が被る(自分はチャレンジ料金を失うだけ)。
プロップファームの多くは、いきなり資金を渡すのではなく「チャレンジ(評価試験)」を課します。一定期間内に決められた利益目標を、損失上限ルールを破らずに達成できれば合格となり、会社資金の運用権を得られます。この評価制度の詳しい仕組みは プロップファームのチャレンジ攻略法 で解説しています。
この「自分のお金か、会社のお金か」という1点の違いが、資金効率・リスク・税金・自由度・メンタルのすべてに波及します。ここからは5つの観点で徹底的に比較していきます。
1. 資金効率での比較:ここが最大の分岐点
FXトレードの手取り収益は、シンプルな掛け算で決まります。
手取り = 運用資金 × リターン率 × 受け取り割合
自己資金FXでは「受け取り割合」が100%ですが、その代わり「運用資金」は自分が用意できる金額が上限です。プロップファームは「受け取り割合」こそ80%前後に下がりますが、「運用資金」が桁違いに大きいため、トータルの手取りで逆転します。
自己資金FX口座の場合
- 元手 $1,000 → 月+5% → 手取り $50
- 元手 $10,000 → 月+5% → 手取り $500
- 元手 $100,000 → 月+5% → 手取り $5,000
ここから分かる通り、「元手をいくら作れるか」がそのまま収益の上限を決めてしまいます。 月+5%という優秀なリターンを叩き出せても、元手が$1,000なら手取りはわずか$50です。腕があっても、資金の壁を超えられないのです。
そして元手を増やすには、(1)別の仕事で稼いで入金する、(2)トレード利益を再投資して複利で育てる、のどちらかしかありません。いずれも時間がかかり、特に(2)は途中の大きなドローダウンで一気に元手を失うリスクと隣り合わせです。
プロップファームの場合
- チャレンジ料金 $500 → $100,000口座 → 月+5% → 手取り $4,000(スプリット80%)
- チャレンジ料金 $1,000 → $200,000口座 → 月+5% → 手取り $8,000
「元手の100倍以上」の資金で運用できるのがプロップの最大の強みです。$500のチャレンジ料金で$100,000の運用枠を借り、同じ月+5%でも手取りは$4,000。自己資金で$100,000を貯めてから$5,000を得るのと、ほぼ同じ手取りを、わずか$500の初期コストで実現できるわけです。
この「資金レバレッジ」とでも呼ぶべき構造こそが、近年プロップファームが急速に普及した理由です。スプリット(利益分配率)の意味や相場については、各社の条件をまとめた 主要プロップファーム比較 でも詳しく触れています。
監修者コメント(宮城ガイ/現役運用マネージャー・国際認定テクニカルアナリスト)
「当スクールで1,000名以上のトレーダーを指導してきた経験から言うと、手法そのものより『資金量の壁』で挫折する人が圧倒的に多いです。月+5%を安定して出せる実力者でも、元手が$2,000なら手取りは月$100。これでは生活も変わらず、モチベーションが続きません。プロップファームは、その『腕はあるのに資金がない』という最大のボトルネックを正面から解決してくれる装置です。ただし誤解しないでほしいのは、プロップは『腕がない人を救う魔法』ではないということ。あくまで実力を増幅する装置であって、勝てない手法を渡しても損失が拡大されるだけです。」
なお、複利運用やスケールアップで運用枠をさらに伸ばす考え方は プロップファーム複数運用・コピートレード も参考になります。
「同じ実力」でも手取りが何倍も変わる理由
もう少し具体的に、同じトレーダーが同じ手法で運用した場合の差を整理してみましょう。仮に「月+5%を安定して出せる中級者」がいたとします。
- 自己資金FXのみ:元手$5,000で運用 → 月+5% → 手取り$250。1年フルに勝ち続けても年$3,000程度。生活は大きく変わりません。
- プロップ$100,000口座を1つ:チャレンジ$500 → 月+5% → スプリット80%で手取り$4,000。同じ実力で手取りは約16倍になります。
- プロップ口座を複数並行:合格ノウハウが固まれば、複数口座やスケールアップ制度で運用枠をさらに増やせます。この発想は コピートレード・複数運用 で扱っています。
ポイントは、**「実力(リターン率)は同じでも、運用資金が変わるだけで手取りが桁違いになる」**という一点です。自己資金FXで手取りを16倍にするには元手を16倍に増やす必要があり、それには長い年月と大きなリスクが伴います。プロップは、その「資金を貯める時間」をショートカットさせてくれるのです。
ただし繰り返しになりますが、これは**「+5%を安定して出せる実力」が前提**の試算です。実力が伴わなければ、ただチャレンジ料金が積み上がるだけ。だからこそ、課金前に デモ口座 で手法を磨き、チャレンジ攻略法 を頭に入れておくことが重要になります。
2. 損失リスクの比較:ここがプロップの構造的な強み
資金効率と並んで、プロップファームの本質的な優位性が「損失リスクの限定」です。
自己資金FX口座のリスク
- 損失は 自分の口座残高すべて
- 大きく損失すると、次のトレードに必要な資金もなくなる
- 「これ以上負けられない」という心理的プレッシャーが極めて大きい
自己資金FXの怖さは、負けが「再起不能」につながりうる点です。レバレッジをかけた取引で大きな逆行を食らえば、口座残高がゼロに近づくことも珍しくありません。そうなると、せっかく手法を改善しても、もう試す資金が残っていない——という最悪のループに陥ります。FXで退場する人の多くは「手法が悪かった」のではなく「資金管理を誤って再起不能になった」のが実態です。
プロップファームのリスク
- 損失は チャレンジ料金 $500のみ
- アカウント没収 = $500の損失で済む
- 「失敗してもまた挑戦できる」マインドで取り組める
プロップファームでは、たとえ会社資金で大きな損失を出して口座を失っても、自分が失うのは最初に払ったチャレンジ料金だけです。$500を払って$100,000を運用し、損失上限ルールに抵触してアカウントが没収されても、追加で請求されることはありません(まっとうな業者であれば)。これは「リスクの上限があらかじめ確定している」という、極めて精神的に楽な構造です。
ただし、ここで注意したいのは**「だからプロップは安全」と短絡しないこと**です。チャレンジ料金は何度も払えば積み上がりますし、勝てない手法のまま挑戦を繰り返せば、トータルでは自己資金FXと同等以上に消耗します。また、出金トラブルや没収理由が不透明な悪質業者も存在します。安全に取り組むには 悪質プロップファームの見分け方 と 出金トラブルの実態と対策 を必ず押さえてください。返金条件については チャレンジ料金の返金・リファンド も参考になります。
3. 税金での比較:ここは国内FXが有利
ここまでプロップ有利の話が続きましたが、税金に関しては国内FXに明確な軍配が上がります。 ここを見落とすと「思ったより手取りが残らない」という事態になりかねません。
| 項目 | 国内FX | プロップファーム |
|---|---|---|
| 課税方式 | 申告分離課税 | 総合課税 |
| 税率 | 一律20.315% | 5〜45%(累進) |
| 損失繰越 | 3年可 | 不可 |
国内FXは「申告分離課税」で、利益がいくらであっても税率は一律20.315%で固定されます。さらに、損失が出た年の赤字を翌年以降3年間繰り越して将来の利益と相殺できる、強力な仕組みもあります。
一方、プロップファームから受け取る報酬は、一般的に「総合課税」の対象となり、給与など他の所得と合算されて**累進税率(5〜45%)**で課税されます。利益が大きくなるほど税率が上がっていくため、年間利益が大きくなるほど、国内FXより税負担が重くなるのがプロップの弱点です。加えて損失の繰越も原則使えません。
ただし、これは個人で受け取る場合の話です。利益規模が大きくなれば 法人化 によって税負担をコントロールする選択肢も出てきます。法人化のメリット・デメリットや判断ラインは プロップファームと法人化 で詳しく解説しています。税務の全体像は必ず プロップファーム 税金完全ガイド を参照し、最終的な判断は税理士に相談してください(本記事は税務助言ではありません)。
監修者コメント(宮城ガイ)
「税金は『稼いでから考える』では遅いテーマです。プロップで月$5,000、$8,000と手取りが伸びてきた段階で、初めて『総合課税は重い』と気づく方が本当に多い。当スクールでも、利益が安定し始めたら早めに法人化や経費計上を専門家と設計するよう指導しています。税引き後でいくら残るかまで含めて初めて『どちらが稼げるか』の答えが出る、ということを忘れないでください。」
4. 取引自由度の比較:自由を取るか、資金量を取るか
| 項目 | 自己資金FX | プロップファーム |
|---|---|---|
| ロットサイズ | 自由 | プロップ規定内 |
| 取引時間 | 自由 | プロップ規定内(週末ホールド禁止など) |
| EA・スキャル | 自由 | プロップ次第 |
| 損失上限 | なし | 日次5%・トータル10%など厳格 |
自己資金FXは「自由」が最大の魅力です。自分のお金なので、ロットサイズも取引時間も完全に自分の裁量。EAを回そうがスキャルピングしようが、誰にも文句を言われません。損失上限のルールもなく、ナンピンしようが塩漬けにしようが自由です(もちろん、その自由が破綻を招くことも多いのですが)。
プロップファームは「制約と引き換えに資金量を借りる」設計です。会社のお金を預かる以上、当然ルールがあります。代表的なのが損失上限ルールで、「1日の損失は口座の5%まで」「累積損失は10%まで」といった厳格な制限が課されます。これを1度でも破ればアカウント没収となるのが一般的です。
さらに、業者によっては以下のような制約があります。
- 週末ホールド禁止:金曜のうちにポジションを決済する必要がある
- 指標発表時の取引禁止:重要な経済指標前後の取引を制限
- EA(自動売買)の可否:許可する業者と全面禁止の業者に分かれる
- スキャルピングの可否:超短期売買を嫌う業者もある
- 最低保有時間:一定時間より短い決済を無効とする業者もある
これらは業者ごとに大きく異なるため、自分の手法が許可されているかを課金前に必ず確認することが鉄則です。EAを使いたいなら EA対応プロップファーム、スキャル中心なら スキャルピング可のプロップ で対応状況を比較できます。デモ環境で挙動を試す方法は デモ口座の賢い使い方 にまとめています。
つまり自由度の比較は、**「完全な自由(自己資金) vs ルール順守と引き換えの巨額資金(プロップ)」**というトレードオフです。自由を最優先する人は自己資金、資金量を最優先する人はプロップ、という整理になります。
5. メンタル・継続性の比較:長く続けられるのはどちらか
FXで最終的に勝ち残れるかどうかは、手法以上に「メンタルを保って淡々と続けられるか」にかかっています。この観点でも両者には大きな差があります。
自己資金FXのメンタル負荷
- 自分のお金が減るので心理的プレッシャーが大きい
- 資金管理を一度間違えると一発で破綻しうる
- 大きな含み損を抱えると、正常な判断ができなくなる
自分の生活費や貯金から出した資金で取引していると、含み損が膨らんだ瞬間に冷静さを失いがちです。「ここで損切りすれば確定で大損」という恐怖から塩漬けにし、結果さらに傷を深める——FXでありがちな破綻パターンです。お金への執着がそのまま判断を歪めるのが、自己資金トレードの最大の落とし穴です。
プロップファームのメンタル特性
- 「失っても料金分だけ」のマインドで冷静に取引できる
- ルール厳守が前提なので、自然と資金管理が身につく
- メンタル維持が圧倒的に楽
プロップファームでは、最悪でもチャレンジ料金しか失わないため、1トレードへの過度な執着が和らぎます。さらに「日次5%・累積10%」といった損失上限ルールが強制的な資金管理装置として働くため、ルールを守るうちに自然とリスク管理の習慣が身につきます。これは初心者〜中級者にとって、実は大きな教育効果があります。
メンタル面の鍛え方や、勝てるトレーダーに共通する心理については、宮城ガイの著書 漫画でわかるFX習慣術 や 負ける7つの習慣 でも詳しく解説しています。プロップ合格に特化した準備は プロップ合格7つの準備 が体系的です。
監修者コメント(宮城ガイ)
「私が指導現場で一番強調しているのは、『勝てる手法』より『続けられる環境』を先に整えろということです。自己資金トレードは、含み損で心が折れて退場する人がとにかく多い。プロップの損失上限ルールは一見すると窮屈ですが、あれは『破滅的な負け方を物理的に封じてくれる安全装置』なんです。ルールに守られながら規律を身につけられるのは、長期的に見れば大きなアドバンテージです。」
6. 「海外FX」という第3の選択肢との違い
ここまで「自己資金FX」と「プロップファーム」を比較してきましたが、自己資金FXには大きく分けて「国内FX」と「海外FX」があります。この3つを混同すると比較が曖昧になるので、整理しておきましょう。
| 項目 | 国内FX | 海外FX | プロップファーム |
|---|---|---|---|
| 原資 | 自分のお金 | 自分のお金 | 会社のお金 |
| レバレッジ | 最大25倍 | 数百〜数千倍 | 口座規定内 |
| 税金 | 申告分離(一律20.315%) | 総合課税(累進) | 総合課税(累進) |
| 損失上限 | なし(残高まで) | なし(残高まで) | ルールで厳格に限定 |
| 追証リスク | あり | 原則ゼロカット | なし(料金のみ) |
海外FXは「ハイレバレッジで少額から大きく狙える」点が魅力ですが、原資はあくまで自分のお金であり、勝ち負けはすべて自己責任です。税金もプロップと同じく総合課税になります。「ハイレバで一発を狙う海外FX」と「会社資金を借りて大きく回すプロップ」は似て非なるものです。この違いを深掘りした プロップファーム vs 海外FX 徹底比較 も合わせて読むと、3者の立ち位置がクリアになります。
結論として、「自分のお金を大きなレバレッジで回す海外FX」と「会社のお金を借りて回すプロップ」では、リスクの所在がまったく異なります。 自己資金を溶かすリスクを避けたいなら、構造的にプロップに分があります。
7. 業者選びで失敗しないための観点
「プロップが有利」と分かっても、肝心の業者選びを誤れば台無しです。最後に、自己資金FXにはない「プロップ特有の業者選びの観点」を押さえておきましょう。
- 運営の信頼性・実績:歴史が長く、出金実績が豊富な会社を選ぶ。新興の無名業者はリスクが高い。
- スプリット(利益分配率):80%が一つの目安。高すぎる謳い文句は条件の裏を確認。
- 損失上限ルールの厳しさ:日次・累積の上限が自分の手法と相性が良いか。
- 手法の許可範囲:EA・スキャル・指標時取引・週末ホールドの可否。
- 出金のスムーズさ:出金トラブル の口コミがないか。
- 日本語サポート:トラブル時に日本語で相談できるか。日本語対応の手厚い会社は 日本語対応プロップ を参照。
具体的な候補としては、老舗の FTMO(始め方は FTMOの始め方・安全性は FTMOは安全か を参照)、急成長中の FundedNext(始め方)、日本人向けの Fintokei(評判)などが比較の起点になります。各社のスペックは プロップファーム比較表 で横並びに確認できます。
どっちを選ぶべきか?タイプ別診断
ここまでの5観点を踏まえ、「あなたはどちらを選ぶべきか」をタイプ別に整理します。
自己資金FXを選ぶべき人
- 損失繰越や一律20.315%課税を活用したい税務目的の人
- 完全に自由なルールで取引したい人(EA・ナンピン・長期保有など)
- すでに十分な元手(数百万円〜)があり、資金量に困っていない人
- 短期売買ではなく長期スイング中心で、年間損益を自分で管理したい人
プロップファームを選ぶべき人
- 元手が少ない($10,000以下)が、トレードで本気で稼ぎたい人
- FX手法には自信があるが、資金が足りなくて手取りが伸びない人
- 失敗のリスクを最小化したい(自己資金を溶かしたくない)人
- 効率的に大きな運用枠を手にして、収益のスケールを一気に上げたい人
自分がどちらのタイプか迷う場合は、まず プロップファーム比較ランキング で各社の特徴をざっと眺め、気になった業者の個別ページ——たとえば実績豊富な FTMO や FundedNext、日本語サポートに定評のある Fintokei など——を読み比べてみると、自分に合うイメージが掴めます。海外FXとの違いをさらに深掘りしたい人は プロップファーム vs 海外FX もおすすめです。
両方を併用するハイブリッド戦略
実は、実力派トレーダーの多くは 両方を使い分けています。「どちらか一方」ではなく「両方を役割分担させる」のが、最も賢い現代的な答えです。
- 自己資金FX:長期スイング・年間損益管理・税務最適化(損失繰越/一律課税)の受け皿として
- プロップファーム:短中期トレード・大きなロットでの実力試し・収益スケールの主力として
たとえば「コアの資産は自己資金FXで一律課税のメリットを享受しつつ、攻めの収益はプロップで巨額枠を回す」といった設計です。副業として無理なく両立させる進め方は プロップファームは副業に向くか で詳しく解説しています。FX全般の上達ロードマップは University of Money や 宮城ガイのプロフィール も合わせてご覧ください。
これからプロップに挑戦する人は、漫画でステップを掴める FX最短ロードマップ を入口にすると、全体像が一気に整理されます。環境認識の精度を上げたい人は 環境認識7つの視点 が役立ちます。
注意点・よくある落とし穴
「プロップの方が稼げる」と聞いて飛びつく前に、必ず押さえておきたい落とし穴があります。
落とし穴1:勝てない手法のままプロップに課金してしまう
プロップは実力を増幅する装置であって、勝てない手法を勝たせる魔法ではありません。手法が固まっていない段階でチャレンジを繰り返すと、料金だけが積み上がります。まずは デモ口座 や少額自己資金で勝ちパターンを確立してから挑むのが鉄則です。
落とし穴2:規約(禁止行為)を読まずに課金する
EA禁止・スキャル禁止・週末ホールド禁止・指標時取引禁止など、業者ごとにルールはバラバラです。自分の手法が禁止行為に該当していると、合格しても没収・無効になります。EA や スキャルピング の可否は事前に必ず確認しましょう。
落とし穴3:税金の重さを後から知る
前述の通り、プロップ報酬は総合課税(累進)です。利益が伸びてから「手取りが思ったより少ない」と気づくケースが多発します。早めに 税金ガイド と 法人化 を読み、稼ぐ前から設計しておきましょう。
落とし穴4:悪質業者・出金トラブルに当たる
プロップ業界は急成長ゆえに玉石混交です。出金拒否や不透明な没収を行う業者も存在します。運営の信頼性、実績、口コミを必ず確認してください。悪質業者の見分け方、出金トラブル対策、運営元の 株式会社KAIZENについて も参考になります。
落とし穴5:「リスクゼロ」と誤解する
損失がチャレンジ料金に限定されるのは確かですが、料金を何度も払えば消耗します。「ノーリスクで大金が手に入る」という誇大な宣伝には注意してください。プロップはあくまで確率的に優位なトレードを、大きな資金で回すための道具です。
まとめ:実力で換金し、安定したら併用が王道
最後に結論を再掲します。
- プロップファームの最大の価値は「少額資金で巨額の運用枠を手にできる」点。 手法と資金管理が固まっている人ほど、手取りが何倍にも跳ね上がります。
- 損失リスクはチャレンジ料金に限定され、メンタル負荷が小さく、ルール順守を通じて資金管理も自然と身につきます。
- 一方、税務面では国内FX(申告分離・一律20.315%・損失繰越3年)が有利。利益が大きくなるほどこの差は効いてきます。
- 取引の自由度を最優先するなら自己資金FX、資金量を最優先するならプロップ、という整理が基本です。
迷ったら、まず プロップで実力を換金 → 利益が安定したら自己資金FXも併用 という流れが現代の王道です。攻めはプロップ、守りと税務は自己資金FX、という役割分担を意識してみてください。
次のアクションとして、まずは自分に合う1社を見つけることから始めましょう。
- 自分に合うプロップを探す → プロップファーム一覧 / 目的別ランキング / スペック比較表
- お得に始めたい → クーポン・割引情報
- もっと体系的に学びたい → プロップファーム学習ロードマップ / よくある質問
実力さえ磨けば、プロップファームはあなたの収益スケールを一段引き上げる強力な味方になります。まずは小さく試し、勝ちパターンを確立し、安定したら自己資金FXとの併用へ——この順序で、無理なく着実にステップアップしていきましょう。
よくある質問(FAQ)
プロップファームと通常FX口座、結局どちらが稼げますか?
手法と資金管理が固まっているトレーダーなら、扱える資金量が桁違いに大きいプロップファームの方が有利です。一方で元手が十分にある人や税務を重視する人は通常FXにも合理性があります。詳しくは おすすめプロップファーム も参照してください。
プロップファームは自己資金FXより損失リスクが小さいのですか?
はい。プロップでは最大の損失がチャレンジ料金分に限定され、自己資金のように口座残高すべてを失う構造ではありません。ただし課金前にルールと禁止行為を理解しておくことが前提です。悪質業者の見分け方 も確認しましょう。
プロップファームの利益はどう課税されますか?
国内FXの申告分離課税(一律20.315%)と異なり、プロップの報酬は総合課税(累進5〜45%)になるのが一般的です。利益が大きいほど税負担が重くなる点が弱点です。詳細は 税金完全ガイド を参照してください。
初心者でもプロップファームから始めて大丈夫ですか?
手法が固まっていない段階ではまずデモや少額自己資金で検証し、勝ちパターンが安定してからチャレンジへ進むのが安全です。デモ活用法 と 合格のコツ を先に読んでおくと失敗が減ります。
EAやスキャルピングはプロップファームでも使えますか?
業者によって可否が大きく分かれます。EA可・スキャル可の会社もあれば全面禁止の会社もあるため、課金前に必ず規約を確認してください。EA対応ガイド と スキャルピング可否 で比較できます。
自己資金FXとプロップファームは併用できますか?
できます。長期スイングや年間損益管理は自己資金FX、短中期の大きなロット運用はプロップ、と役割を分けるハイブリッド戦略が実力派の王道です。主要プロップ比較 から自分に合う1社を選びましょう。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘・投資助言を目的とするものではありません。プロップファームの利用やトレードは自己責任で行ってください。税務・法務など個別の判断は専門家にご相談ください。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、記事内のリンクから登録された場合に紹介料を受け取ることがあります。